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「大分三井特別純米」の麹づくりと仕込みの現場

「大分三井の仕込みが始まるよ〜」とのお知らせをいただき、Oita Madeで販売している「大分三井特別純米」の小松酒造さんを訪問しました。案内してくださるのは小松酒造場の6代目蔵元杜氏である、小松潤平さん。

 

このお酒の大きな特徴が、この「大分三井」というお米です。「大分三井」は大分県で品種改良さえれ、飯米として県内で広く栽培されていたお米でしたが、大粒で栽培が難しい事から、昭和40年代ごろに姿を消してしまいました。大分三井の親には、福岡県生まれの「三井神力」という酒米として実績のある品種を持ち、また有名な「松山三井」を子に持ちます。 

 

小松さんは「大分ならではの”地域のお酒”を造りたい」と、同級生の農家さんと協力し、残されていた一握りの種籾から栽培を再開させ、美味しいお酒を醸しています。

 

お酒づくりを始める時には、神社の宮司さんにご祈祷をお願いするそうです。日本酒と日本の神様とは深いつながりがあります。

 

製造の現場に到着すると、すでに湯気がもうもうと立ち込めていました。この日は200kgのお米を蒸していました。

 

それでは気合を入れてスタートです!

こちらのタンク、上層部には麹にするお米、中間層にはお酒にするお米、下層部には疑似米が入っています。疑似米を入れるのは温度を均一に蒸す為。「疑似米」という言葉を初めて聞きました。

 

布蓋を開けると蒸したてのお米の香りが辺り一面に広がりとってもいい香り。すぐさまタンクに足場をひっかけてお米の掘り出し作業です。

 

わっせ、わっせ、これが結構体力使います。

 

 

掘り出したらどんどん広げて風を送り、粗熱をとります。やけどしないぐらいになるのを待ってからお米をモロモロとほぐしていきます。固まっていると温度が均一にならず、発酵具合がバラバラになってしまいます。

 

この作業を見るの、夢でした。。モロ、モロ、モロ。。

 

丸くつやつやして綺麗ですね…。お米は綺麗に精米(60%以下)されています。いいお酒を作るために、タンパク質や脂質などを削り純度の高いでんぷん質の部分を使用します。「特別純米」は、精米歩合が60%のお米のみを使用したお酒のことを言います。精米歩合や添加物によって様々な名称に分かれています。

 

その時、小松さんのお父様から「これ食べ」っと、なにやら白くて平べったいものを渡されました。ポカンとしていると「それは熱々の米を手でひねって作ったひねり餅だよ。普通の人は火傷するから出来んぞ」と教わりました。

 

熟練の手でひねられた、真っ白なひねり餅。つぶつぶ感全くなし…完全に餅です。どうやったんですか!ものすごい弾力があって一生懸命噛みました。とっても美味しかった。。

 

ひねり餅を一生懸命もぐもぐしている内にどんどん作業は進み、冷ましたお米をお酒造りのタンクへ投入準備。タンクでかいです(ちなみに落ちたら出られないそう、、)。

 

今日は150kgのお米を追加です。このタンクに、蒸米、水、麹、酒母(麹と蒸米と水、そして酵母菌を入れて出来たもので、お酒の元になるところから「もと」とよばれます)を加え、もろみを造ります。

 

 

麹が蒸米のでんぷんをブドウ糖に変え、そのブドウ糖を酵母がアルコールに変える「併行複発酵」が行われていきます。

 

少し撹拌もします。ぐっと腰を入れて力強い棒さばき、、!

 

さらにその後、麹作りも見学(少しだけお手伝いも)させていただきました。こちらは先ほど蒸しあがった50kgのお米。均一に水分を飛ばしつつ温度を下げるため、このように大きい机の上に薄く広げます。その後、15分に一回、温度を一定にするために上下裏返し、これを数回繰り返します。

 

なみに麹室の温度は37℃、、常夏です。全身から汗が吹き出します。

 

お米が冷めて少しパラパラしてきたところで、ついに種付けです。こちらが種麹。初めて見ます。綺麗な緑色の粉なんですね~。

 

麹菌が入った箱を揺すりながら、うすーく均等に振りかけていきます。杜氏さんによっては、この工程の時は息をするなと言われるほど。小松さんも今日一番の真剣な表情に(すみません、、、息が、、、)。振りかけ終わったらひっくり返してさらに振りかけます。そして種麹が全体にいきわたるようにお米をモロモロと揉みます。

 

その後中央にお米を集めてお山のようにします。温度計を差し込み、

 

毛布を何重にも重ねて、おやすみなさい(人が入っていそうなボリュームです)。まだ発酵が進んでいないのでこのように固めて、毛布をかけて、温度が上がるように環境を作ってあげるのだとか。差し込んだ温度計は随時スマホでチェック。発酵が進んでいくと、室温の少し低めの部屋に移動し、毛布をとり、かたまりもほぐしてさらに発酵させる…、まるで子育てのようですね。

 

こちらは発酵が終了し熟成したもろみを圧搾して、酒(液体)と酒粕(固体)に分離する機械です。

 

ここで出来た、搾りたてのお酒を味見させていただきました。きれいな色。うん!果実酒のようなフレッシュな味わい。「若い」という言葉が似合います。これからを火入れをして酵母の働きを止めたり、味をまろやかにするために熟成させたりします。

 

「お米」が「お酒」になるまでには想像を絶する程の長い道のりを経ているのだなぁとじんわりと実感しました。まだまだここでは紹介しきれないお話がいっぱいあります(そのお話は是非お店で) 

 

その後、宇佐神宮へもご案内くださいました。全国の八幡様の総本宮、威厳がありますね。

 

左から4番目「豊潤」の樽が小松さんのお酒。神様に捧げる御神酒です。

 

 

お前理の帰りには、神社仲見世にある「ねぎ屋さんのねぎ焼き」へ。甘くて香り良くて歯ごたえも最高でした。宇佐はネギの栽培も盛んなんですね。宇佐に行かれる際には是非ご賞味ください。

 

今回は「百聞は一見に如かず」ということばが体中を沁みわたるような経験をさせていただきました。小松さん、お忙しいところ色々ご案内してくださり本当にありがとうございました!

 

 

「玖珠のしいたけ」中村次男さんをお訪ねしました。

みなさん、こんにちは。

先日、「玖珠のしいたけ」の生産者 中村次男さんを訪問してきました。今日は中村さんの手仕事と、その時に伺った原木しいたけのお話をご紹介します。

 

 この日は、日が暮れた時間に到着したのですが、中村さんは快く笑顔で私たちを迎えてくださいました。さっそく、ご自宅そばの作業場へ。

 

 

中村さんは、国内の最高賞である「農林水産大臣賞」をなんと4度も受賞されていらっしゃいます。日本一美味しい乾しいたけを全国へ届ける為、毎日山へ行き、原木しいたけの成長を見守る中村さん。

 

山のなかで広がるホダ場(*1)では、少しの変化も見逃せません。なぜかというと、原木しいたけは自然の影響を受けやすく、また、美味しさのために「適期採取」が命なのです。変わりやすい山の天気を読み、自分の足で山を歩き、どんどん育つしいたけの成長を見つめ、一番ベストな時期に収穫します。

*1 ホダ場とは…しいたけの菌がつまった種駒を打ちこんだ原木(ホダ木)を並べた場所

 

 

例えば、同じ菌種でも晴れの日と雨の日に収穫するのは見た目が大きく違ってきます。左が雨の日、右が晴れの日に収穫したものです。しいたけはほとんどが水分のため、湿度が高い雨の日には水分を多く含み、しいたけのかさが大きく開くように育ちます。もちろん左右どちらのしいたけも需要があり、美味しく食べられます。くるんと丸いと弾力が良く、大きく平べったいとステーキにぴったりです。

 

雨の日には一気にこれほど育ってしまうので、大きくなりすぎて割れてしまう前に、10人がかりで急いで収穫するそうです。 山の中ではイノシシや鹿がホダ木を倒したり、しいたけが食べられたり。雷が鳴った日には、しいたけが音と光にびっくりしてぶわっと育っちゃうそうです。ちょっとかわいいですね。ぐんぐん育つ元気な一面も持ちながら、デリケートな原木しいたけ。それは困ることばかりではなく、山の原木で育つからこそ味わえる豊かな香り、旨みがあります。

 

山をなるべく自然の状態にするべく、手をかけるところは手をかけ、無駄に人の力を山へ入れないのが中村さんのポリシー。例えば草刈りをすることで風通しが良くなり、ミミズが増え、土自体がふかふかで良い土壌になり、山が元気になります。そんな山のなかで育つしいたけが一番美味しいと、中村さんが笑顔で教えてくれました。

 

 

こちらが、収穫されたしっとりつやつやな生しいたけ。これを大きな乾燥室に入れ、乾しいたけになります。

 

 

この機械の中で30時間かけて、乾しいたけのできあがり。扉を開けると、しいたけの良い香りが部屋中に広がりました。 

 

 

 

たくさん教えていただき、スタッフ全員が、「しいたけって奥が深いのだなぁ」と夢中になっちゃいました。静かに熱く語る中村さんの眼は輝いていて、真剣に取り組む生産技術の高さはもちろん、しいたけへの深い愛情を感じます。中村さんの育てるしいたけに長年のファンがたくさんいらっしゃること、納得です。

 

 

帰りに中村さんが、「これ、ステーキにしてみなさい。軸を割いて油で炒めると絶品だよ」と、生しいたけをお土産にくださいました。お家で試してみると、びっくり!!ステーキはもちろん、軸の部分が噛むほどにだしが出てきて、まるでするめみたいでした!すごくおいしい~!!

 

中村さんの乾しいたけはOitaMadeで「玖珠のしいたけ」として販売中です。是非、日本一のどんこをご賞味ください!中村さん、お忙しいところありがとうございました。

日田の芳香園さんを訪問しました。

小雨降りしきる初冬、日田の芳香園さんを訪問してきました。

ここは日田の山のてっぺん、大変見晴らしが良いところです(梨の商品名を「天空の梨」にしようかという話もあった程)。ここで名産「日田梨」が育てられてます。盆地のため寒暖の差が激しく、甘みが増してしゃきっとした味の梨が出来ます。

 

 

真ん中にいらっしゃるのが芳香園の中間さんです。実直な方で、梨のことにとても熱く、そして声がとっても渋い!

 

 

倉庫の中では梨の詰め作業で忙しそうでした。

ブルーシートの奥にもたくさんの梨がありました。ここから全国に日田梨を発送しています。

 

 

農園を案内していただきました。木の枝の形が特徴的です。自然界ではこのようにはなりませんが、芳香園さんの梨農園では上部に網をめぐらせて枝の高さを調整し、作業がしやすいように整えられています。ワイヤーが張られているのは、梨の重みで枝がたわみ折れないようにとのこと。ここにはち切れんばかりの大きな梨が実ります。

 

 

また、歩いてみると土がとってもふかふかしています。これは有機たい肥を使っているから。草刈りも除草剤を使うのではなく機械で刈っているのでミミズが生息できて、自然と土を柔らかくしてくれているそうです。それによって梨の木の根がのびのびと根をはる事ができます。そして梨の木が元気に育っておいしい梨ができるんだとか。美味しさの秘密が分かったような気がしました。

 

 

こちらがちょうど収穫を終えた愛宕梨。とても大きな梨で年末食べごろになるため、贈答用によく選ばれます。

 

 

ちなみにこちらは晩三吉梨。お、大きい。。!こちらは酸味があり大変爽やかな味です。

 

 

都会にお住いのお客さまから「梨嫌いのお子さん孫が芳香園さんの梨はパクパク食べた」と嬉しいお電話を頂いたこともあります。産地直送なのでフレッシュ&ジューシー。芳香園さんは珍しく6種類の梨を栽培されているのでそれぞれ収穫時期や味に違いがあり、時期によって食べ比べてみるのもおすすめです。

 

 

そして農園見学の後は梨ジャムの新商品に向けた話し合いをしました。フッフッフ…今後の商品開発にも乞うご期待です。色々試しながら梨ジャムの新しい味を模索していますよ。

 

 

芳香園の皆さま、お忙しいところご案内いただき本当にありがとうございました。今年の梨も楽しみにしています!

 

 

芳香園さんの梨ジャムこちら↓

※青果の梨は8月からご注文承ります。

渋谷ヒカリエ「d47 MUSEUM」で小野今朝則さんが参加しています

渋谷ヒカリエ8F「d47 MUSEUM」にて開催中の、NIPPONの47 2016 食の活動プロジェクト。

47都道府県1組ずつ、食の活動と、食の生産者を「つくり、伝える」活動家として捉え紹介するこちらの展覧会。大分県を代表して、OitaMadeで販売する「豊後大野のしいたけ」の生産者 小野今朝則さんが出展されています。

 

  

 

”なんとか乾しいたけの魅力を伝えたい、もっと身近な食材として日々の食卓に取り込んでほしい”と考え、大きくぷりぷりと立派に育ったしいたけを、惜しげもなくスライスや粉にして届けている小野さん。小野さんを通じて、乾しいたけの美味しさ、栽培のこだわり、山を舞台にした循環型な取り組みを、たくさんの方に知っていただけたら嬉しいです。

 

マーケット型展覧会なので、お買い物もできます。

会期は2月21日(日)まで、会場は東京 渋谷ヒカリエ内 d47MUSEUMです。ぜひこの機会にお出かけください。

 

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NIPPONの47 2016 食の活動プロジェクト

会 期2015年12月17日(木) - 2016年2月21日(日)
時 間11:00〜20:00(入場は19:30まで)※12/31は〜18:00(入場は17:30まで)※元旦は休館
場 所d47 MUSEUM
事前申込不要

食の生産者は「つくる」から、「つくり、伝える」活動家へ

 

ファーマーズマーケットや産地直送便など、生産者と消費者が直接つながる機会が増えるなか、d47 MUSEUMでは「食の活動プロジェクト」に取り組む生産者やメーカーを、47都道府県から1つずつ紹介し、彼らの手がける調味料、酒、茶、野菜など、様々な食品を販売する、マーケット型の展覧会を開催します。

 

http://www.hikarie8.com/d47museum/2015/12/nippon47-2016.shtml

くにさきエコシステムさんの「国東ひまわり」を観に行ってきました

「ひまわりが咲いたらいらっしゃい」

と、以前よりお誘いをいただいていたOitaMadeの「国東ひまわりオイル」のエコシステムさんへ、8月のはじめOitaMadeスタッフみんなでお邪魔しました。

 

くにさきエコシステムさんの事務所は国東半島の富来(とみく)から山手に入った緑豊かな地にありました。

 

 

社内に入るとふわ~っとなんともよい香り!この日は午前中にバジルの収穫だったそう。

他にも玉ねぎや小麦なども栽培し、近くの里の駅や道の駅に卸しているそうです。小麦粉はパン屋さんにも大変好評だそうです。

 

摘みたてのバジルはみずみずしくとってもいい香り!

 

そんな忙しい中、いつもひまわりオイルのことを色々教えてくださり、先日ショップへも遊びに来てくださった安見さんが、改めてエコシステムさんの環境に優しい循環の取り組みなどの説明や、圧搾機や濾過の工程なども見学させくださいました。

丁寧に手作業で濾過した新鮮なオイルも試食。搾りたてならではのフレッシュで濃い香りがしました。

 

 

オイルを絞った後の殻はパリパリのおせんべいのよう。

これを上次郎丸ひまわりプロジェクトさんが焙煎し、ひまわり焙煎茶が出来上がります。

ここにも無駄のない循環があります。

 

その後、安見さんの先導で事務所から車で20分ほどの所にある上次郎丸地区のひまわり畑へ。

 

 

 

残念ながら、花のピークは過ぎてしまっていましたが、一面のひまわり畑は圧巻でした。

 

 

ここでも安見さんが詳しく説明をしてくださいました。

 

 

ほぼ、こうべを垂れたひまわり畑でしたが、ちらほらまだ咲いていました。

 

 

もちろん無農薬。青虫くんも元気です。

 

時期をずらして植えているので今後次々開花が楽しめるらしく、事務所の近くの畑が満開になったらまたお知らせしますよ〜とのこと。

そして...お土産にバジルやひまわりの殻もたくさんいただいてしまいました!

いただいたバジルは、各々ジェノベーゼソースや(もちろんひまわりオイルを使って♪)

ひまわりの種の搾り殻はマフィンに入れて美味しくいただきました~!

 

忙しい時期に私たちの為に丁寧に説明してくださった安見さん、社長の西田さん、スタッフの皆さんありがとうございました!オイルの元となるひまわり畑を見学でき、一段と愛着が湧きました!大変な苦労をしてここまで来たお話を伺い私たちもその思いをお客様に伝えていかなければと強く思いました。

 

 

そして先日再び花の便りが。

今週末、第2段のひまわりが見ごろだそうです!

ぜひ国東へ秋のお花見に出かけてみませんか?

くにさきエコシステムさん

 

国東ひまわりのオイルと倍煎茶はこちらから

国東ひまわりオイル

ひまわり倍煎茶

 

 

梅農家の森梅園さんを訪問しました。

「大山では梅がもうたくさん実っとるばい」との知らせを受け、初夏の季節にOita Madeスタッフは森梅園さんの農園を訪問しました。

森梅園さんは梅の里として名高い日田市大山町にあります。
4年に一度行われる梅干しコンクールで優勝経験もある実力者なので、どんなところかドキドキです。
 
森梅園さんに到着するとなんともフルーティーな香りが辺りに漂っていました。
桃のような香りにうっとり、、梅がこんなにいい匂いだとは知りませんでした。
 
手作りの看板がとっても可愛いです。
  
 
ウエルカムドリンクといなり寿司でお出迎えしてくださいました。
もちろんお手製の梅ドリンクです。
とっても美味しすぎて体に沁み渡りました。
ロールケーキ風のいなり寿司がおしゃれ。梅肉が効いていてこちらも美味です!梅を食べると元気が出てくるのは何故でしょう??
 
こちらが森梅園さんの梅農園です。
手入れしやすいように天井を低めにしているそうです。
ずっと手を上げて作業するのは想像よりずっと大変そうです。
 
こちらは赤紫蘇畑。梅に紫蘇の風味と色味をつけるために使われます。
畑一面の赤紫蘇が山の緑とあいまって素敵な光景です。
 
時々緑のものもいるそうです。
なんて不思議な色なんでしょう!!
 
こちらは畑で収穫した梅の選別作業です。
 
細かな傷も見逃すことなく、ひとつひとつ丹念に選別していきます。
大きさや傷の有無、色などで何段階にもランクが分かれているそうです。
 
穴がたくさん空いている筒状のものがぐるぐる回っていて、そこで大きさ別にも仕分けされます。
 
きれい!!宝石みたいに輝いていて、本当に桃みたいな、すももみたいな良い香りがします。(2度目)
 
さらに梅干しを漬けているところも見せていただきました。
見たこともないぐらい大きなタンクがたくさん!!
この中で無数の梅たちが静かに眠っています。
出荷されるまでここでじっくり漬かっているのですね。
なんだか唾液が溢れてきました、、、!!
 
こっ、これは、、美咲梅!!?
とってもしょっぱくて、とろーりなめらか。不思議な食感の美咲梅、いつもOita Made Shopで販売させていただいておりますが、このように作られているんですね。お会いできて感無量です。
 
 
森梅園さんの梅干しは愛情たっぷり、手間暇かけて造られているんだと改めて感じました。
森あゆみさん、そしてご家族のみなさん、お忙しいところご案内いただき本当にありがとうございました。
 
 
森梅園さんの梅干しはこちら

「北山田のきじ車」をつくりに、玖珠町「大野原きじ車保存会」を訪ねてきました

 

5月30日、小雨が降る土曜日。

この日Oita Madeスタッフ一同は、大分県玖珠町にある大野原きじ車保存会を訪ねてきました。

 

 

 

道中で由布岳を拝みつつ、

別府から車で移動すること1時間弱。

 

到着するときじ車保存会のみなさまが暖かく迎えてくださいました。

保存会のメンバーは、準会員を含めて約20名。

大分県民のみならず、遠方では関東の方も。年代も20代〜70代まで様々です。

メンバーの皆さんは定期的にここへ集い、大好きなきじ車を作り、交流を重ねています。

この日私たちは、保存会の集いに参加し、実際にきじ車を作ってみました!

 

 

作業場には、たくさんのきじ車が。

こちらは保存会のみなさんの作品だそう。いろんな大きさがあり、表情もさまざま。

 

 

 

 

これから作る自分のきじ車は、どんな仕上がりになるだろう、と

イメージ イメージ。。

 

 

 

きじ車はコシアブラという木から削りだされています。

ほぼ未経験な私たちはまずこの状態から。

丸太の状態から完成まで作り上げるには、2〜3年は経験を積む必要があるのだそう。刃物など道具を使うので、技術と手先の感覚が大事です。

 

長年形が変わらず使い続けられている型紙があり、

これを木に合わせて鉛筆でガイドを引き、それに沿って木を削っていきます。

 

 

 

教えてくださるのは、きじ車保存会の発起人であり、会長である高倉三蔵さん。

”きじ車の神様”と呼ばれています。

 

ここで作られている北山田のきじ車は、江戸時代にこの地域の庄屋の家に子どもが生まれたお祝いとして村人がきじ車を贈ったところ、その子どもが大変喜んだ、というのが由来とされています。

以来、子どもが引っ張ったり乗ったりして遊ぶおもちゃとしてきじ車が作り続けられてきました。

 

戦後には、小鹿田焼を愛したことでも知られるバーナード・リーチ氏がそのシンプルな造形美を賞賛したことにより、北山田のきじ車は一躍脚光を浴びます。しかしその後、この地で伝承を続ける方々は高齢化し、 昭和50年代半ばにはきじ車の制作は一旦途絶えてしまいました。

 

そんな危機を迎えて十数年、「地域の人々に愛され、受け継がれてきたきじ車がこのまま消えてしまうのは惜しい」と立ち上がったのが、高倉三蔵さんです。

 

 

平成2年に地元の有志を募って保存会を立ち上げ、昔制作していた方々のご親族に教わりながら、

この地に伝わる伝統の形そのままのきじ車の制作を始めました。

 

 

三蔵さんは、工程ごとに私たちに丁寧に教えてくださる、笑顔が素敵な優しいおじいさまです。

腕前もお見事。木を軽快に削っていきます。

 

お手本を拝見し、きじ車作り体験スタート!

まずはノコギリで垂直な切れ目を。

 

 

手に伝わる振動と木を垂直に断つ感触、みんな真剣です。

先日の川島さんアトリエ訪問で竹を切りましたが、やはり木はしぶとい。僅かですが粘り気も感じます。

 

なんとか切れ目を入れた後は、ノミを使った削りだしです。

ノミの刃をあて、ガイドを確認し、金槌でコンコンコン。

素朴な木音がリズム良く作業場に響きます。

 

 

 

潔く削れていく木肌。

 

 

頭部もノコギリとノミを使い、だんだんきじ車の形に近づいてきました。

 

 

車輪は機械を使って、コシアブラを輪切りに(ズッキーニみたい↓)

 

 

車輪をつなぎ合わせる部品は、保存会の方々が細かく削って作られます。

 

 

車輪を両端に挟み込み、固定をすれば、、

 

 

 

 

できあがりー!

 

 

できた!うれしい!かわいい!

作業場に歓声があがります。

製作時間はおよそ2時間。

夢中になり、あっという間に出来上がりました。

お互いに完成を見せ合い、ここがこうだね、いい色だね、木目に恵まれたね、なんて30分ほど品評し合いました。

みんな上手にできました。そして我が子はとってもかわいいです。

 

 

きじ車の完成後は、保存会では毎回恒例の宴会タイムです。

作業場に隣接する公民館へ移動し、皆でわいわい楽しい宴が始まります。

手作りのお料理が並び、全員で乾杯!

 

 

ここに集まるのはきじ車を愛する者同士。すぐに打ち解け合います。

さっき感じた達成感からの、おいしいお料理と笑い声、最高な時間でした。

 

 

きじ車が変わらない形であり続けるのは、こうやって愛してくれる人々に守られてきたから。

「そのままがいい、これがいい」という想い。

制作を続けることはもちろん、伝統を守ることは伝えていくことなんだと感じました。

これからも大切に守られ、この形が愛されつづけますように。

北山田のきじ車という名前や形がもつ背景を、私の中で湧き始めた愛着を含めてどんどんお客様へお伝えしていこうと思います。

大野原きじ車保存会のみなさま、ありがとうございました!

 

別府銀座商店街「みやこ」さんでOtia Madeの料理が食べられます

Oita Made Shopがある別府銀座商店街でまた嬉しいことがありました。
お店の向かいにある居酒屋「みやこ」さん。「二人とも昔から美味しいのに目がないのよ」と、親子でこのお店を切り盛りしています。お客さんも昔からの常連客が多く、その味の確かさと人柄の良さがわかります(別府名物ジェラート屋「ジェノバ」のお父さんも常連。すごいなあ、と思ってしまいました笑)。

 

そんな「みやこ」のお母さんが、ふらりとOita Made Shopに来て「姫島ひじき」と「国東しいたけ」を買って行ってくれました。そう、その日のうちに、お店で出す料理にしてくれたのでした。

それを知って、スタッフですぐ食べに行きました笑

 

 

あまじょっぱく炊いたひじきは、香りよく、ふっくら柔らか。姫島のひじきは、いわゆる”芽ひじき”で、食感がほかのものと全然違うんです。「一度食べるとほかのに戻れんわ」という声をよくいただくほど。

国東のしいたけも味が濃く、食感はグニュっとネバっとして、これまたくせになります。

 

→姫島ひじき

→国東のしいたけ

 

以前から「みやこ」さんに、Oita Madeの食材をお店で使ってもらうのが密かな夢でしたので、それが叶った記念の日でした。こんな風に地元の方にOita Madeを料理にしてもらえて、それを味わえるのは、本当に嬉しいなあと感じる次第です。皆さんもぜひぜひ味わってみてくださいね。

6/14田染荘にて「御田植祭」が開催されます

大分はもう梅雨入りで、雨がしとしと降り続いています。天気予報を見てみても、雨と曇りが交互に繰り返している様子。

 

 

さて、この時期になるとやはり、田植えの風景を思い出しますが、6/14(日)には1000年続く田染荘にて「御田植祭」がひらかれます。宇佐神宮の宮司さんと、富貴寺の住職さんがそれぞれ豊穣を祈願するという、神仏習合が根付く国東半島らしい光景が見られますよ。

 

田植体験のほか、会場近くには「荘園マルシェ」が、夕方には「ホタルの夕べ」もありますので、きっと大満足の1日が過ごせるはず。

 

http://tashibunoshou.blogspot.jp/2015/05/614_21.html#links

Oita Madeではその田圃で育った「荘園米」と、地元女性部手作りのお惣菜セットをご紹介していますよ。ぜひお試しください。
http://oitamade.asia/item/265

「竹枝ペン」の制作現場へ訪問してきました!

先日「竹枝ペン」生産者、「別府スタイル」の川島茂雄さんのアトリエに伺いました。

ここは杵築市にある古民家。豊富な竹林はもちろん、麦畑があったり、少し行くとすぐ別府湾を望めるという素敵なところです。

 

 

 

「竹枝ペン」となる前の材料を早速発見。時間が経つにつれ竹の色も変化しています。その様子もキレイですね。

 

 

 

まずは素材となる竹を伐採すべく裏山へ。

根元を切り込んで・・・

倒れる方向を見極めて・・・

根元を引っ張りそのまま斜面を滑らせる!!

 

その様子を動画にも撮ってみました↓

竹取の様子

 

 

と、ここまでは順調でしたが、途中で細かい枝が絡まって動かなくなってしまいました。

周りの竹に切り込みを入れ慎重に動線をつくってあげます。急に動き出すと弾かれて危険なので冷静に動きを見極め、身の置き場を変えていきます。竹の性質や自然の動きを熟知していなければなかなか出来ない作業です。

 

 

 さらにそのままだと長すぎて運べないので何本かに切り分けます。

竹は想像していたよりずっと大きく、重く、一本切るのにも大変な作業だと実感しました。

 

 

「竹枝ペン」で使われるのは先端の細い枝。

一つ一つ手作業で切り分けていきます。

その後アトリエに運ばれさらに検品・加工・研磨などが施され「竹枝ペン」が完成します。

 

竹枝ペン http://oitamade.asia/item/320

 

一つ一つ形の違う「竹枝ペン」は、使うたびにちょっと楽しい気持ちにさせてくれます。

今回、川島さんご夫妻の暖かい人柄に触れさらに愛着が湧きました。

まだ使ったことのない方は、是非お気に入りの子を選んで使ってみてほしいです!

 

 

 

見学の後は竹でコップを作りました。

 

切りたての竹の小口を舐めると・・・「甘い!」

差はありますが場所によってはものすごく甘い!

「なんでこんなに甘いんだろうね〜」なんて言いながらコーヒーをいただきました。

 

ブラックコーヒーに竹の甘み・・・最高の一杯でした。

 

さらに竹藪でタケノコを発見してちゃっかり収穫♪

こちらも美味しく頂戴しました。

採りたてのたけのこは炒めるだけで美味!

 

自然の恵みを体いっぱいに頂いた1日でした。

Oita Madeにお越しの皆さんにも、こういった商品の背景や作り手さんの生活も一緒に知っていただきたいなあと。

川島さん、ありがとうございました!

「三年完熟醤油」が入荷しました!

 

大変お待たせしました、人気のためオープン早々に売り切れとなった二反田醤油さんの一品「三年完熟醤油」が長い熟成期間を経てOita Madeに届きました。

蓋を開けた瞬間に広がるもろみの深い香り、旨味のある味は、二反田新一さんのこだわりと、三年の月日を費やすからこそ生まれる美味しさです。

 

 


1日のうちに必ず醤油の入荷の問い合わせがあり、そのたびに「春になれば出来立ての熟成醤油ができますので、、」とお返事していましたが、これで晴れてご提供できます。笑

是非一度ご賞味下さい!

三年完熟醤油_http://oitamade.asia/item/617