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豊後はるていす

(有)但馬屋老舗/竹田市

懐かしい味わいと異国の香りが詰まった焼き菓子。江戸時代の古文書を再現して作られた幻の南蛮菓子。アーモンドプードルや餡子の味わいにシナモンやはったい粉の香りが加わって、日本茶にもコーヒーにもよく合います。

商品番号48
商品名豊後はるていす
容量5個(個装)
価格820円(税別)

商品内容

●品名:はるていす
●名称:和生菓子
●原材料名:アーモンドプードル、砂糖、卵、小豆、大麦、小麦粉、シナモン、コショウ
●賞味期限:製造日より常温で14日
●保存方法:常温にて保存して下さい

 

 『豊後はるていす』誕生の話をしてくださったのは、竹田市で創業200余年の歴史を持つ老舗の和菓子屋、但馬屋老舗の専務である板井浩子さん。『豊後はるていす』は、但馬屋が江戸時代の古文書より再現した南蛮菓子だ。

 

 

 450余年前、ここ豊後の国(現在の大分県の大部分を占めた旧国名)ではポルトガルとの交易が栄え、食文化や言葉など人々の生活にも南蛮の文化が大きく影響していた。カステラやこんぺいとうなどのお菓子が伝わってきたのもこの時代。その中で、ここ竹田の地で「ハルテイス」という南蛮菓子があったことが記録に残されている。その幻のお菓子を再現してみませんか、と食文化研究家の江後迪子氏に話しをいただいたのが始まりだそう。

 古文書を紐解きながらの「ハルテイス」の再現は「大変だったけれど楽しかった」と振り返る。材料と漠然とした作り方は残っていても、細かな説明はどこにもない。板井さんは和菓子職人としての経験と想像力を働かせながら試行錯誤を繰り返した。但馬屋は岡藩の御用菓子司として仕えていた由緒ある和菓子屋。アーモンドプードルから出る油脂は元来和菓子の世界にはないもので、風味が移らないよう、夜工場を閉めた後に職人達と試作を繰り返したそうだ。ポルトガルにも2度ほど行った。こうしてかけた年月は約10年。記録に出来るだけ忠実に再現したが、但馬屋ならではの一工夫を加えたという。「晒餡子を入れたんですよ。私は和菓子屋だし、やっぱり竹田の水は美味しいから。豊後ならでは、但馬屋ならではの味を出したかったの」と板井さん。こうして、懐かしい味わいと異国の香りが一片にぎゅっと詰まった焼き菓子が誕生した。

 

 

 但馬屋老舗の当主、板井良助さんは、「400年以上前に、ここ豊後の地に根付いた南蛮文化。今こうして古文書を掘り起こして作ったお菓子が人の口に渡って、どこか懐かしい気持ちにさせてくれる。味にしてもライフスタイルにしても、今を楽しむヒントは過去にあるんですよ。歴史に学ぶ、これしかないんですよ」と語ってくれた。