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拭き漆の竹フォーク (2本)

甲斐のぶお工房/由布市

素材の美しさが生きるシンプルな竹のカトラリー。魚型の竹フォークは先代から続くもので、なんと50年も前から愛され続けている。

商品番号39
商品名拭き漆の竹フォーク(2本)
サイズ12.5cm
価格1,000円(税別)

商品内容

  • メール便可

●原材料:竹(大分県産)
●特徴:高級感ある拭き漆仕上げです。
価格訂正のお知らせ
生産状況や作業内容等の事情により、2016年5月1日より価格の見直しをさせていただきました。ご迷惑をおかけしますが、なにとぞご承知いただきますようお願いいたします。

 

 湯布院と別府の二つの温泉郷の境には塚原と呼ばれる高原がある。かつては神様と人間と鬼がともに暮らしていたという伝説の地だ。青々とした塚原の森に入っていくと、木立にまぎれるように青い看板が立っている。看板に誘われて木々のトンネルをくぐると、そこが甲斐のぶお工房だ。緑の匂いをいっぱいに含んだ風の気持ち良さに思わず深呼吸すると「下の町とは空気が違いますか」と甲斐さんが笑った。この森の中の工房で、甲斐さんご夫婦と2名のスタッフは毎日丁寧に仕事をしている。

 

 

 

 

 カトラリーを作る上で甲斐さんが大切にしているのはラインの美しさと使い心地だという。「竹のカトラリーは特にラインの美しさを重視しますね。竹という素材の直線の美しさと、スプーンの曲線の美しさ。それらが最も生きる形にしたい」「毎日使っても飽きない使い心地のものを。流行に左右されるんじゃなく、必要とされているものを作りたいんです」お客さんの中には、何年も使い込んだ甲斐さんのスプーンをもっと長く使えるようにと、お直しを依頼してくる方もいるそうだ。

 

 

 甲斐さんの作るカトラリーは、あたたかみがあり、なおかつクールでモダンだ。「素材から形を導いていく」と語る甲斐さんの手が一片の板材からスプーンを生み出す様は、軽やかで迷いがない。「今の若い人は、結果を急ぐ人が多い気がしますね。うまくいかないとすぐ楽な道を探してしまう。でも、それじゃあ身にならないんです。失敗し続けて、初めて学べることがある。ひたむきに、ひたすらに作り続けることでしか学べない技術があるんです」と語る甲斐さん。「もっとここをこうしたい、ああしたいって、いつも思いますよ。満足したら終わりですから」そう語る甲斐さんの目には、職人としての深い色が宿る。